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反ドーピング機関、WBC批判声明 「検査不十分」

2006年04月05日13時40分

 3月に初開催された野球の国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)におけるドーピング(禁止薬物使用)検査が不透明だったとして、世界反ドーピング機関(WADA)は4日、主催者を批判する声明を発表した。

 WBCの薬物検査は国際野球連盟(IBAF)の管理下で実施された。WADAによれば、大会前から薬物検査の詳細を提供するよう繰り返し求めたが、IBAFから拒否され続けた。資料は大会終了から1週間後に提出されたが、内容は不十分で、検査がWADAの統一コードに従って行われたことは確認できない、としている。

 また、WADAが競技会以外で選手を検査するためのIBAFとの合意は05年12月で失効していて、WBC終了後まで更新されなかった。このため抜き打ち検査なども行えなかったという。

 これに対し、WBCを主催した大リーグの選手会幹部は「選手全員が大会前と大会中に対象になり、検査はWADA公認の検査官や検査機関で実施された」とAP通信で反論。大リーグの幹部は「五輪ファミリーの内輪の縄張り争いにみえる」と批判している。

 WBCの薬物検査では、韓国の朴明桓投手が陽性反応を示したとして資格停止になった。


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