韓国政府・与党は17日、合同協議会を開き、前日の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)2次リーグで日本を下して準決勝進出を決めた同国選手の兵役を免除する方針を決めた。日本に連勝しての4強進出に韓国は国を挙げて沸いており、選手にも破格のプレゼントになった。
日本戦での勝利後、02年サッカー・ワールドカップ(W杯)での4強進出以来の快挙だとして兵役免除を求める世論が急速に拡大。尹光雄(ユン・グァンウン)国防相や与党・開かれたウリ党幹部が同日朝、急きょ検討会を開催。「韓国の誇りを全世界に伝えてくれた」(キム・ハンギル同党院内代表)として、短期間の基礎訓練などの代替服務を認めることを決めた。
テレビや新聞は「野球コリア、夢かなう」(スポーツ紙)などと大々的に報道。日本の落胆ぶりと比較しながら、市民の熱狂ぶりを伝えた。
韓国では男子全員に兵役義務があるが、スポーツや芸術で優秀な成績を収めた場合に代替服務を認める規定がある。ただ、今回の特例を「不公平だ」とする声もある。