現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 秋葉原無差別殺傷
  5. 記事

「おとなしくて無口」加藤容疑者を知る人々 秋葉原事件

2008年6月9日19時6分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 逮捕された加藤智大容疑者(25)は人材派遣会社「日研総業」(本社・東京)に登録し、「関東自動車工業」(本社・神奈川)の静岡県裾野市内にある工場で派遣スタッフとして働いていた。時給は約1300円。住居は日研総業が借り上げたワンルームマンションだった。

 日研総業によると、加藤容疑者は昨年11月、募集広告を見て応募してきた。その前は別の派遣会社に登録し、同じように工場で「派遣」として働いていたという。今回の仕事は塗装工程の担当だった。

 勤務ぶりはまじめだったが、事件3日前の5日に早退し、前々日の6日金曜日も欠勤していたという。日研総業広報担当者は「おとなしくて無口で、変わった様子もなかった。驚いている」と話した。

 出身地・青森市内の加藤容疑者の両親宅近くに住む50代女性は「まじめできちんとあいさつもする、やさしい子だった」とショックを隠せない様子。金融機関に勤める父親と母親、弟の4人家族で、中学時代はテニス部に所属、大会で表彰されるほどだった。成績もよく、志望がかなって、県内有数の進学校・青森高校に合格した時は、親も本人も喜んでいたという。

 98年4月に入学後、2年から理系を選択した。所属していたソフトテニス部関係者は、加藤容疑者の性格を「殻に閉じこもっている雰囲気。3年の夏に家出したことがある。練習時に気が短い一面もあったが、当たり散らすわけではなく、事件を起こすとは想像もできなかった」と話す。大学進学の気持ちは薄く、卒業後は県外の自動車関係の専門学校に進み、自動車関係の会社に就職したと聞いていたという。

 高校1年の時に同じクラスだった男性会社員(25)は「自動車のF1レースにはまっていた。レースの次の日、うれしそうに話していたのを覚えている」と話した。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内