自民党は18日夜、予定していた第4次公認の発表を見送った。公募候補の選定などが長引き、決定を19日午後に先送りした。一方、郵政民営化法案に反対した八代英太元郵政相は東京12区からの立候補を断念。ライブドアの堀江貴文社長が、亀井静香元自民党政調会長の地元、広島6区からの立候補を希望していることが明らかになった。
八代氏は03年総選挙で、公明党の太田昭宏幹事長代行に東京12区からの立候補を譲り、比例東京ブロック1位で当選した。今回、無所属でも同区から立候補したい考えだったが、公明党との選挙協力を重視する党執行部の説得を受け入れ、18日に武部勤幹事長に対し断念を伝えた。反対派の立候補見送りはこれで3人となった。
武部氏はまた、反対派への対立候補として北海道10区からの立候補を要請していた橋本聖子参院議員に対し、擁立を見送る考えを正式に伝えた。
一方、小泉首相は18日夜、執行部が公認の方針を固めている堀江氏について「『ぜひとも広島の選挙区をと希望している』と聞いている」と記者団に語った。「(堀江氏は)郵政民営化に賛成ですから、はっきりと有権者が選択できる地域がいい」とも述べた。
これに対し、亀井氏は、郵政民営化反対派の中核である荒井広幸参院議員が19日に自民党を離党し、国民新党に合流するとの見通しを記者団に示した。元文部科学副大臣の宮本一三氏は兵庫県明石市で、兵庫9区での公認を国民新党に申請する意向を表明した。