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新党名の除幕をする鈴木宗男氏(左)。右は松山千春氏=18日午前11時32分、札幌市中央区で |
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新党大地の事務所開きで支持者らに演説する鈴木宗男氏=18日午後0時13分、札幌市中央区で |
鈴木宗男元衆院議員(57)は18日、札幌市内で北海道内の地域政党「新党大地」の旗揚げを表明し、支持者の前で「弱い者、力のない者の政党でありたい。政治はめぐまれない人たちや立ち遅れた地域のためにある」とあいさつした。自らの立候補に加え、比例北海道ブロックで複数の擁立を検討しており、道内の各党は「保守票」の食い合いや、無党派層の行方に警戒を強めている。
新党の名前は、長年の友人の歌手松山千春さんが、北海道をイメージしてつけたという。官僚政治の打破やアイヌ民族の権利確保、ロシアから天然ガスや石油をパイプラインで北海道に輸入することを公約にあげた。
鈴木元議員は自らが小選挙区、比例区のどちらから出るか明らかにしていないが、比例北海道ブロックで札幌市出身のアイヌ民族の女性(32)の擁立方針を固めている。
旗揚げに出席した松山さんは、小泉改革について「国民だけがだらだらと血を流す。大衆が恩恵を受けないのは、本来の改革ではない」と批判した。
北海道7区(釧路・根室市など)から、自民党公認で立候補予定の前職の北村直人氏は、「ほかの候補者をとやかく言うことはない」と言いながらも、「私が7区から出るのもおもしろい」と牽制(けんせい)し続ける鈴木元議員の言動を警戒する。
郵政民営化法案に反対票を投じ、自民党の公認が得られない見込みの山下貴史氏と、民主公認の小平忠正氏の2人の前職らが立候補する予定の10区(岩見沢市など)についても、鈴木元議員は立候補を示唆する発言をしている。
鈴木元議員は受託収賄などの罪に問われ、03年の衆院選で失職。04年11月に東京地裁から実刑判決を受け、現在控訴中。昨年の参院選北海道選挙区で落選したものの、約48万5千票を獲得した。
道選管によると、比例ブロックに限ると、道内の場合は、2人以上の候補者名簿を届け出れば政党扱いを受ける。比例ブロックで目標に掲げる「2議席の確保」には約50万票が必要とみられる。