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小泉首相は19日に収録されたNHKの番組「日曜討論」で、自衛隊がイラクで多国籍軍に参加する際、日本独自の指揮下で活動することについて米英両政府から口頭で了解を得ているとされる問題で、口頭了解の内容を文書で明らかにすることを約束した。
川口外相は18日の衆院特別委員会で、8日に在英大使館の公使が、9日には在米大使館の公使がそれぞれ英外務省、米国務省高官から「多国籍軍の指揮下では活動しない」など5点の了解を口頭で得た、と説明した。
野党側はこの点について追及。「指揮権は軍にとっては兵士の命にもかかわる。公使では、本気で確認したことになってない。日米首脳会談でブッシュ大統領に直接話すべきだ」(民主党の岡田代表)、「どういう内容の了解か文書で出してくれと、(17日の首相と野党との)党首会談で要求し、首相も約束した。相手はだれだかわからない、文書も出せないでは、国民の理解は到底得られない」(共産党の志位委員長)などと首相に求めた。
これに対して、首相は「日本にふさわしい活動をする。米英と同じ事はできない。日本は独自の判断でやるということをはっきり(大統領に)言っている」と反論。さらに「(文書は)了解の内容を整理して出すように指示している」と述べた。「日本はどういう活動をするんだ、ということは国会に提出する」とも語った。
一方、年金問題をめぐっては、自民、民主、公明3党が合意した社会保障全体のありかたを考える協議機関について、首相が「(民主党も)一緒になって協議していく方が現実的ではないか」と早期設置を呼びかけた。しかし、岡田代表は「公明党は国民年金を含めた一元化には反対。自民党の中にも所得捕捉の問題、納税者番号制の問題が出てくるからだめだ、という意見が強い。そこを説得した上で出てきていただかないと、議論にならない」と述べ、まず与党内の意見調整をするべきだ、との考えを示した。
(06/20 02:03)
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