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イラクで殺害されたフリージャーナリストの橋田信介さん(61)の家族らが2日夜(日本時間3日未明)、イラクからクウェートに移送された橋田さんの遺体と対面した。一方、戦闘に巻き込まれて左目を失明し、橋田さんが日本で治療を受けさせようとしていたイラク人少年は3日、日本に向けてアンマンを出発した。
対面に立ち会った橋田さんの20年来の友人の後藤和夫さん(52)らによると、妻の幸子さん(50)は直前までハンカチで顔を押さえていたが、遺体が黒い袋から出されると、静かに見すえながら橋田さんと確認した橋本正次東京歯科大助教授(法人類学)の説明に聴き入っていた。
確認の決め手の一つになった歯の一部について「お棺に入れますか」と尋ねられると、「手元に残しておきたい」と答えたという。長男の大介さん(22)は、帰り際に何度も振り返った。
橋田さんの遺体は、クウェートの米軍基地キャンプ・ウルフに運ばれた後、まず橋本助教授が鑑定し、身体的な特徴から本人と確認した後、家族が対面した。
クウェートでの出国の手続き後、先にイラクから移送され、同基地内に安置されている小川功太郎さん(33)とともに帰国の途につく見通しだ。
(06/03 10:58)
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