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フリー記者銃撃事件で、橋田信介さんらの乗った四輪駆動車の運転手ラアド・アシュル・ヒラルさん(27)が28日、朝日新聞の取材に事件当時の模様を証言した。
それによると、襲われたのは27日午後5時(日本時間同日午後10時)前。国道8号を時速160キロでバグダッドに向かって北上中、マフムディヤ近郊で、暗灰色のワゴン車タイプの独車「オペル」に追い抜かれた。
オペルは前方で、橋田さんらの車をブロックするように停車。ヒラルさんは危険を感じ、車を止めずにかわして逃げようとしたが、オペルから出てきた4人の男が一斉に自動小銃などで連射してきた。銃弾は車の後部などに命中。「橋田さんとイラク人通訳が撃たれたのがわかった」という。
この直後、左へ急ハンドルを切る形で道路左の林に突っ込み、樹木に衝突。燃料タンク付近が爆発、炎上した。
ヒラルさんは頭部や腕、肩などに数発の銃弾を受けた。車から脱出し、現場から約5キロ北のマフムディヤ総合病院で手当てを受けた。その後、バグダッドの自宅に戻ったが、小川さんの安否については「燃え上がる車から逃げ出したはずだ」と話した。
現場周辺は大半が農地で、現場近くには小さなレストランがあった。
朝日新聞はマフムディヤ総合病院で2遺体を確認したが、炎上による損傷が激しく、見ただけでは判別できない状態だ。
通訳ムハンマド・ノールアディーンさんの妻オムロワさんは28日午後、「夫の所在がわからない。家族に病院に確認に行ってもらっている」と語った。
(05/29 06:02)
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