|
イラク南部サマワで人道復興支援にあたる陸上自衛隊の「縁の下の力持ち」集団がクウェートにいる。業務支援隊クウェート分遣班の19人だ。活動はサマワの隊員のように報道される機会はないが、砂漠地帯の米軍キャンプで休日もなく任務にあたっている。
同班は班長の石丸威司(たけし)2佐(39)を中心に、食料や宿営地用の資材をサマワに送るほか、隊員の出入国の管理をする。砂漠地帯にある米軍キャンプからほとんど出ることはない。新たな隊員がキャンプに来るときは、ベッドの準備もする。
地味な仕事だが、多忙だ。輸送業務などを担当する川村誠2曹(35)は2月4日の到着以降、「平均睡眠時間は3時間で休日もない」。日本からの物資の空輸は深夜、早朝になるため、勤務は不規則だ。日本の家族からメールで届く趣味の熱帯魚の写真に心を癒やされながら、「危険にさらされる他の隊員のためにも頑張りたい」と明るい。
今月中旬には、海上自衛隊が運ぶ大量の物資が到着し、残る陸自本隊の人員も到着するなど忙しい日々が続く。
石丸班長は「皆で縁の下の力持ちを自負し、自分たちの仕事をしていきたい」と話している。
(03/06 18:50)
|