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航空自衛隊が、イラクでの輸送任務にあたるため派遣されたC130輸送機3機に続き、国内に残る13機すべてを空色に塗り替える準備を進めていることがわかった。派遣機に装着したミサイル回避装置も、将来的には全機に備え付ける方針。空自関係者は「イラク派遣が長期化するとの判断だ」と話しており、イラク復興支援特措法の実施要項に基づく今年12月までの派遣期間の超過を想定した措置であることを示唆した。
空自が所有するC130は国内に16機あり、すべて小牧基地(愛知県小牧市)に配備されている。このうちクウェートに派遣した3機は、イラク上空で地対空ミサイルに狙われる危険性を減らすため、機体全体を従来の緑色系の迷彩色から空色に塗り替えた。
空自幹部によると、故障時にも対応できるよう、クウェートには一部の部品を積み込んで出発した。しかし、故障の程度がひどかったり、準備していない部品が現地調達できなかったりする場合、代替機を即時出発させる必要があるため、残る13機の塗装も急ぐという。
派遣機には「チャフ」と「フレア」と呼ばれる2種類のミサイル回避装置や防弾板といった安全装置が取り付けられている。空自はこれらについても順次、整備していく予定という。
イラク派遣が長期化すると、ミサイル回避装置を備えた3機の運航距離だけが突出する恐れがある。小牧基地では全機の運用をなるべく平準化させたい考えだ。空自幹部は「予算付けが必要で、時間もかかるだろうが、着実に進めていきたい」と話す。関係者によると、国内の13機のC130のうち、すでに1機は塗装作業に入っているという。
(02/23 07:04)
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