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イラクで復興支援活動にあたる陸上自衛隊の本隊主力第1波の約150人が21日、北海道千歳市の新千歳空港から政府専用機で出発した。浄水や給水、医療支援など実際の復興支援を担う主力部隊の最初で、クウェートの米軍キャンプで砂漠で活動するための訓練を受けた後、26日ごろイラク南東部のサマワに入る。
イラク支援での陸自の出発は、1月16日の先遣隊約30人、2月3日の本隊先発隊約90人に続いて3回目。全体で約550人となる陸自の派遣部隊のほぼ半数がイラク入りすることになる。
残る主力の第2波と第3波は3月下旬ごろまでに相次いで出発する。これらの派遣隊(第1次イラク復興支援群)の全体を指揮する群長、番匠(ばんしょう)幸一郎1等陸佐(46)も21日、出発した。
第1波には、サマワで通信や補給、輸送などを担う本部管理中隊の要員と警備要員が含まれる。サマワでは現在、先発隊員らがオランダ軍の宿営地に「間借り」しているが、第1波の隊員は先発隊員と自前の宿営地の建設を本格化させる一方、医療支援などを行う。
また、第1波の隊員らが乗り込んだ政府専用機には、人道復興支援のための物資も積み込まれた。外務省によると、日本・イラク医学協会からの申請に対する無償資金協力として、サマワの母子病院に贈る新生児保育器や心電計、光線治療器などの医療器材という。
出発に先立ち、空自千歳基地では、自衛隊関係者や家族ら約1200人が出席して見送り式があった。浜田靖一防衛副長官が「任務の完遂を祈ります」と激励。番匠群長は「50年、100年後の後輩たち、日本人から、よくやったと言われる、胸を張れるような仕事をしてきたい」とあいさつした。
(02/21 17:33)
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