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21日にイラクへ向け出発する陸上自衛隊本隊第1波の主力となる陸自第2師団(司令部・北海道旭川市)の隊員116人が20日、旭川駐屯地から千歳市の東千歳駐屯地へ向かった。派遣部隊の指揮官である番匠幸一郎1佐らで、旭川の駐屯地では市民やOBらが2000本あまりの日の丸で見送った。
この日、新憲法制定などを目指す日本会議の地元支部の日本会議上川(旭川市、会員約120人)が日の丸の小旗を配った。小旗は縦約20センチ、横約30センチ。同会議が出発時の配布を師団側に提案したという。
同会議上川の鎌田告人幹事長(46)は「国家の代表を応援するのはサッカーW杯と同じ。日の丸は目で見て、肌で感じられる日本の象徴。市民に強制はできないが、日の丸で見送るのは当然です」と説明する。
ただ自衛隊員の受けとめは一様ではない。
師団幹部は「日の丸を振ってくれる市民がいるのは派遣賛成の表れ。士気が上がる隊員も多いだろう」と歓迎の表情。
一方、ある30代の隊員は「毎朝掲げているので、日の丸は身近な存在。でも見送りで一斉に使われると……」。道内のある駐屯地の広報担当者は「復興支援に行くのに、きな臭く感じる人がいるのでは」とも語った。
隊員たちは21日、新千歳空港から政府専用機でクウェートへ向かう。
(02/20 21:13)
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