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陸上自衛隊が駐留するイラク南部のサマワで、春先だけとれるキノコが取り入れのシーズンを迎えている。アラビア語で「カマア」と呼ばれる。別名「砂漠のトリュフ」。米と一緒に炊いたり、串に刺して焼いたり、タマネギと一緒にいためたりする。独特の香ばしさと微妙な歯ごたえがある。シリアやクウェートからも商人が買い付けにくる名物だ。
カマアは、南部のサウジ国境に近い砂漠地帯で地表から1〜2センチの地中に自生する。その市は毎日、サマワ中心部に開く。外見はジャガイモのようなキノコの山が連なる。商人がぐるりと取り囲み、100キロほどの山を競る。競り人の声が響く。「30万イラクディナール(約218ドル)」だった値が次々と上がり、「42万5千ディナール」(約305ドル)で落とされた。
競り人のアリ・アブドルフセインさん(50)は「この数日、シリア国境やクウェート国境が閉まっていて、アラブ商人が来ないから、値はいま一つ上がらない」と語る。
カマアは、11月か12月の初降雨から40〜50日後に生えてくる。サマワで市が立つのは1月20日から2カ月間ほどだ。
(02/13 18:35)
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