|
防衛庁に26日午前入った連絡によると、イラクのバグダッド西方ラマディで、同庁が発注した陸上自衛隊の連絡官用のコンテナハウスを輸送していたトレーラーが襲撃を受け、運転手のヨルダン人1人が死亡する事件があった。トレーラーには日の丸など日本との関連を示す外見上の特徴はなく、同日昼、記者会見した防衛庁の前田哲運用課長は「日本を狙った襲撃ではないと考えている」と語った。
バグダッドの連合軍司令部に派遣されている陸自先遣隊の連絡官から入った連絡によると、コンテナハウスは防衛庁が日本商社「山田洋行」を通じて契約したもので、司令部内での住居や執務室として使う予定だった。
エジプトで調達され、トレーラー2台でヨルダン経由でバグダッドに向け輸送し、1台は予定通り現地時間25日午前11時までにバグダッドに到着。しかし、もう1台は途中、砂嵐の影響で故障して遅れ、襲撃を受けたとみられている。襲撃されたのは25日夜の模様だが、正確な時間は分かっていないという。防衛庁では「現場に日本人はいなかった模様」と説明している。
襲撃の一報は25日夜(日本時間26日未明)、山田洋行のカイロ支店から司令部に入ったという。車両は現在、ラマディ警察で調査している。
現場は反米英勢力が強い「スンニ・トライアングル」にあり、旧フセイン勢力による占領軍への襲撃が相次いでいる。
◇
山田洋行の加藤亨雄総務部長は「けさ、カイロの駐在員から『事故が起きたが、社員は無事だ』と連絡があったので防衛庁に伝えた。再発が怖いのでこれ以上の説明は控えたい」と語った。
(01/26 12:56)
|