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イラクで拘束された香田証生さんの福岡県直方市にある実家や県、同市に、香田さんの行動や行政の支援を批判したり、中傷したりする電話やメールが相次ぎ、家族らが心を痛めている。
実家を訪ねた市職員によると、27日夜に中傷の電話が実家に数多くかかってきたという。28日の日中は、家族と旧知の市幹部が家に詰めた。
市役所や県には、電話や電子メール、ファクスが40件近くあった。「自分の意思で行った人を税金で助ける必要はない。災害で困っている人のために使うべきだ」「身勝手なことをする人に支援するのは納得いかない」など、ほとんどが香田さんの行動を非難する内容だという。大半は匿名だった。
非難の電話などは、今年4月に日本人が人質になった際にも相次いだ。フリーカメラマン郡山総一郎さんが人質となった際に、宮崎県佐土原町の郡山さんの実家で家族を支えた重永英治・町税務課長は28日、「香田さん本人の行動を批判する声があったとしても、(イラク行きを)知らなかった家族を責めるのは酷だ」と話した。
郡山さんの家族は当時、電話回線を抜いたままつらい時間を過ごした。心労が重なり、体調を崩した家族もいた。重永課長は「中傷を家族がつらく感じるのは当然だ。いじめるようなことをするべきではない」と話す。
(10/28 21:07)
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