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旧フセイン政権時代のイラクに向けた国連の人道支援をめぐる疑惑について、独立調査委員会(委員長・ボルカー米連邦準備制度理事会前議長)は9日、国連から提出された内部報告書を公表した。汚職の証拠は見つからなかったが、国連の管理や運営に「落ち度があった」とする内容。
疑惑は「石油と食糧の交換計画」に関するもの。旧フセイン政権高官がリベートをとり、アナン事務総長が任命した国連高官もわいろを受け取ったとの疑いが浮上していた。米議会は不正額を213億ドルに及ぶとしている。
内部報告書は、水増し請求を見過ごしていたことなどを認めている。国連広報官は10日、「政治的に難しい状況での複雑な計画に対して、管理が不十分だったことは明白」と認め、「すでに津波被害の援助活動などで、教訓が生かされている」と述べた。
疑惑をめぐってアナン氏の退任を求めていた米上院議員は「不正行為や不適切な管理に対する疑惑がより強まった」との声明を出した。
(01/11 21:30)
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