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イラクに対する債権削減について主要債権国会議(パリクラブ、日米欧など19カ国)は21日、債権総額の80%を3段階で削減することで合意した、と発表した。イラク暫定政府に合意内容を説明し、湾岸諸国など他の債権国には同調を呼びかけた。財政面でイラク復興の障害となっていた巨額債務問題は、決着に向かいそうだ。
合意は20日の米独合意をもとにしたもので、(1)直ちに30%の債権を削減(2)05年半ばに国際通貨基金(IMF)の復興3年計画がまとまった段階でさらに30%(3)復興計画が順調に進めば08年末までにさらに20%削減する。
これによりパリクラブ参加国の債権(元利合計)は現在の計389億ドルから300億ドル以上減り、78億ドルとなる。
イラクは官民合わせて約1200億ドル(約12兆5000億円)の対外債務を抱える。パリクラブではこれまで、復興を急ぐ米国が95%の削減を求めたのに対し、独仏、ロシアはイラクが石油という資産を持っていることを理由に50%が限度と主張していた。結局、対米関係を意識したドイツの妥協が決着への流れをつくった。
計約460億ドルの債権を持つサウジアラビアやクウェートも、イラクとの交渉でそれぞれ大幅削減に応じる見通しだ。
(11/22 10:24)
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