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バグダッド中心部にある人道援助団体「バグダッドへの架け橋」(本部・ローマ)の事務所が7日、武装グループに襲われ、イタリア人の女性職員2人とイラク人2人が拉致された。今年4月から始まった武装グループによる一連の人質事件は移動中に拉致されるケースがほとんどで、建物内部にいる外国人を特定して拉致する手口は、イラクで活動する援助関係者に衝撃を与えそうだ。
ロイター通信などによると、拉致されたのは、イタリア人のシモーナ・パリさん(29)とシモーナ・トレッタさん(29)、同じ団体に勤めるイラク人男性、別の非政府組織に勤めるイラク人女性の計4人。
ロイター通信やAFP通信によると、商業地区にある目立たない事務所の前で、カラシニコフ銃などで武装した約20人の男が車を止め、うち2人が押し入って4人を連行した。発砲はなかった。事務所に入った2人の男は武装していたがスーツ姿だったという。
女性が人質になったのは、4月初めの日本人人質事件以来。これまでの外国人を対象とした人質事件は、8月に南部バスラのホテルで英国人記者が拉致されたケースを除き、紛争地域近辺で起きており、バグダッド中心部での発生は初めて。武装グループは、イタリア人女性らがどこにいるかあらかじめ知っていた様子で、周到に計画された犯行とみられる。
「バグダッドへの架け橋」は湾岸戦争後の91年に設立。イタリアは約2700人の部隊をイラクに派遣している。これまで民間人5人が拉致され、うちフリーの記者を含む2人が殺害されている。
(09/08 12:05)
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