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病気治療をしていた英国からイラクに帰国したイスラム教シーア派最高権威シスターニ師が26日、同国中部ナジャフに入り、停戦交渉を始めた。3週間にわたる米軍と強硬派ムクタダ・サドル師派との衝突の解決に向け、シスターニ師による調停への期待が高まっている。
イラク暫定政府のアラウィ首相は「シスターニ師がナジャフに着いた時点から、24時間の停戦を呼びかける」と表明。民兵に対し、武装解除と聖廟(せいびょう)からの退去に応じれば罪は問わないとする一方、「これが平和解決の最後のチャンスだ」と強調した。
米軍は「イラク政府の要望により、作戦行動を一時停止する」と発表した。
サドル師側は、シスターニ師との協議について基本的に歓迎する意向。ロイター通信によると、双方の代理人は同日午後(現地時間)、停戦交渉に入った。
シスターニ師側は支持者に「ナジャフを救うため現地に集結せよ」と呼びかけており、これに触発されて、サドル師支持者もナジャフを目指している。
ナジャフから約10キロ東のクーファで26日朝、モスクが2発または3発の迫撃砲攻撃を受けた。イラク保健省によると、集まっていたサドル師支持者ら74人が死亡、370人以上が負傷したという。
ロイター通信はクーファで同日、デモ隊への発砲があり、死者が出たとの情報を伝えている。
(08/26 23:41)
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