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イラクでフィリピン人のトラック運転手アンゲロ・デラクルスさん(46)が武装集団に人質に取られている事件で、比外務省のセギス次官は12日、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラに出演し、武装集団の要求に応じて比部隊をできる限り早くイラクから撤退させる意向を表明した。期日は明らかにしていない。イラクで多発している人質事件で、部隊派遣国が犯行グループの要求に譲歩する姿勢を表明したのは初めて。
セギス次官はアルジャジーラで武装集団に向けた声明を読み上げ、「要求に応じて、フィリピン政府は人道支援部隊をできる限り早く引き揚げる。イスラム教は平和と慈悲の宗教だと信じている」と呼びかけた。武装集団は今月20日までに部隊を撤退させるよう求めている。
武装集団は7日にアルジャジーラで放映されたビデオで「72時間以内に部隊を撤退させなければ、人質を殺害する」と脅迫。その後、殺害期限を13日まで延長した。これに対し、比政府は駐留期限の8月20日までに約50人の同国部隊を引き揚げる方針を表明したが、武装集団の要求は拒否する態度を示していた。
(07/13 10:57)
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