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ブッシュ米大統領は17日、イラクのフセイン元大統領と01年9月の同時多発テロを起こした国際テロ組織アルカイダとの関係の存在について、イラクの情報将校がアルカイダを率いるオサマ・ビンラディン氏とスーダンで接触していたことなどを挙げて「イラク(の旧フセイン政権)とアルカイダの間には関係があった」と改めて主張した。閣議後に記者団の質問に答えた。
米議会の独立調査委員会が16日に公表した報告書で、旧フセイン政権が同時多発テロに直接関与していた証拠がないことがはっきりしたため、同政権とアルカイダとの接触を強調することによって、間接的な関与を主張していく考えのようだ。
大統領はまず、独立調査委員会が米国本土を狙ったテロに関して、アルカイダとイラクの旧政権の間に協力関係を示す証拠はないと結論づけたことについて「同時多発テロがフセインとアルカイダによって画策されたとは、この政権は言っていない」と述べた。委員会が出した結論は、これまで政府が取ってきた立場と何ら矛盾するものではないことを強調するものだ。
しかしその一方で、「フセインとアルカイダの間には数多くの接触があった」とも主張。「(アルカイダ幹部で米民間人殺害にかかわったとされる)ザルカウィ氏をイラクにかくまっている」ことを例に挙げた。さらに(1)フセイン氏は、大量破壊兵器を自国民に対して使った(2)フセイン氏は、アルカイダだけではなく、パレスチナ人過激派のアブ・ニダル氏とも関係があった(3)フセイン氏は米国の公然の敵だった、などの点も挙げて「フセインは脅威だった」と指摘した。
そのうえで「フセインが権力を失ったことで、世界はより幸せになり、米国はより安全になった」と述べ、イラク戦争の正当性を改めて強調した。
これとは別にチェイニー副大統領は17日、MSNBCテレビのインタビューで「旧フセイン政権とアルカイダは、90年代から非常に高いレベルで相互に接触があった」と長年にわたる結びつきを指摘した。
(06/18 16:08)
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