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バグダッド西部の国際空港に近いアブグレイブ地区で、イタリア人4人、米国人2人を拘束したと反米武装勢力が9日、ロイター通信に明らかにした。民間人か兵士かは不明。同通信は目撃者の話として、この地区では同日、米軍の車列が襲われ、燃料を積んだトラック3台が炎上、米兵ら9人が死亡したと報じた。
ロイター通信によると、武装勢力は同地区のモスク(イスラム教の礼拝所)に人質6人を拘束している。同通信の記者はイタリア人とされる2人を目撃、1人は肩を負傷していた。この2人は泣いていたという。
イタリア人4人は拘束される前、同じ車に乗っており、武器を持っていたと武装勢力側は説明。一方、米国人2人については別の攻撃の際に捕らえたと述べた。
付近に戦車で展開していた米兵は同通信に、米国人らが人質にとられていることを認めた。
このモスクの近くでは9日、対戦車砲や銃で武装した数百人が米軍との戦闘後、バグダッドとファルージャを結ぶ幹線道路を制圧した。
モスク攻撃などで多数のイスラム教スンニ派信徒の犠牲者が出たファルージャでは掃討作戦が続き、AP通信によると4日からのイラク人死者は約280人。一連の衝突が始まった4日以降の全土の死者は、全土でイラク人計460人以上、米兵40人としている。
暫定占領当局(CPA)のブレマー代表は9日、反米勢力と交渉するためファルージャでの戦闘を一時中止すると表明したが、戦闘は止まらなかった。
一方、ロイター通信によると、シーア派の聖地カルバラで8日夜から9日朝にかけ、ポーランド、ブルガリアの駐留軍とシーア派武装勢力が交戦し、イラク人15人が死亡。近くの検問所でもイラン人巡礼者6人が銃撃を受けて死亡した。
米軍などは中部クートでも、シーア派強硬派ムクタダ・サドル師の民兵組織と激しく衝突した後、同市を掌握した。
(04/09 23:49)
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