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イラクのフセイン元大統領が隠れていた北部ティクリートに近い農家の穴蔵を残すか、壊すか。地元住民や米軍の間で論議を呼んでいる。まかり間違えば反米勢力の抵抗の象徴ともなりかねず、米軍は破壊する方針。もっとも公開すれば訪問客が相次ぐのが確実で、保存を求める声も根強いという。
フセイン元大統領は昨年12月、故郷近くアッドウル村の農家の穴にいるところを米軍に拘束された。その後穴は報道陣に公開されたが、一般の訪問は認められていない。
AFP通信によると、周辺を管理する米陸軍第4歩兵師団は「訪問客が相次いだら任務に差し支える」と穴を壊すことを決定。元大統領支持が強い地元でも「元大統領への裏切りの象徴で、イラク人の恥さらし」と破壊を求める声があるという。
もっとも、地元の大半は「歴史の証人」などと保存を希望。「誰しも独裁者の末路を見たいだろう」と観光客殺到を予想する声もある。「米軍が壊すのは、何か隠しているからでは」と勘ぐる人もいるという。
実は、この穴は米兵にとっても大人気。「米国に帰る前に一度は」とカメラ片手に大勢が訪れるという。
(01/31 00:20)
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