|
自衛隊のイラク派遣について、同国と周辺国の人々に理解を求めようとする小泉首相の発言が26日夕、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラで放映された。首相は「日本の自衛隊は、イラクの独立した政府の建設を求める国際社会との協力の枠組みの下でイラクに派遣される」と語った。同テレビ局が25日に会見、収録し、26日の主要ニュースの一つとして放送された。
同テレビ局は質問に答える小泉首相の映像とともに、約1分ほど首相の発言を放映した。その中で首相は「自衛隊はイラクの再建を支援するもので、戦闘部隊ではなく軍事作戦を行うものではない」と強調した。「日本はアラブ諸国と協力してイラクの復興に協力するもので、既にいくつかの主要な施策が実施されている」と語り、具体的な事例として、「日本がイラクで建設にかかわった病院での医療サービスを提供する分野で、日本はエジプトと協力している」と話した。
首相の発言は、日本の自衛隊派遣を対米支援ではなく、「アラブ諸国との協力」と位置づけることで、アラブ世界に根強い米国のイラク占領に対する批判や反発が、日本の自衛隊派遣に向かうことを防ごうとしたものと見られる。同テレビ局筋によると、記者会見の具体的なやりとりは後日放送される予定という。
(12/27 11:22)
|