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陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌市)は20日、イラク派遣要員の候補者の家族を対象に、派遣先の情勢や任務などについての説明会を北海道旭川市や上富良野町などの駐屯地で開いた。非公開で、22日までの3日間に、道内15の駐屯地で開く予定という。
陸自の派遣隊は550人規模。このうち約450人は同方面隊の第2師団(旭川市)を主力に、北海道内の隊員で編成される。
第2師団によると、旭川駐屯地での説明会は午後2時半から2時間余り行われ、隊員と家族合わせて約250人が出席。河野芳久師団長が「しっかりと家族の皆様をサポートさせていただく。ささいなことでも我々に伝えてほしい。全力で対処します」などと話した。
続いて同師団幹部が(1)イラクの現状(2)イラク特措法について(3)給水、医療など支援活動の内容(4)派遣先のサマワと宿営予定地(ビデオ使用)の状況(5)宿営地や移動中の安全確保策(6)91年の湾岸戦争で使用された劣化ウラン弾の放射能対策(7)テレビ電話や衛星携帯電話などを使った派遣隊員と留守家族の連絡方法などを説明した。
放射能対策については、宿営予定地で11月に専門調査団が調査した結果、放射能は検出されなかったとした。派遣隊には放射能測定のできる隊員も同行させるほか、派遣隊全員に新型の線量計を装備させ、放射能が検出された場合は、宿営地や活動場所を変更すると説明したという。
家族から派遣時期についての質問があり、師団側は「政治の判断もあるのではっきりとは言えないが、2月から3月にかけてと考えてもらって結構です」と答えた。また、毒蛇やサソリを心配する質問には「隊員のテントは密閉式で、冷房も暖房もあるので大丈夫」と説明したという。
同方面総監部によると、派遣要員の候補者の家族は、北海道内だけでなく全国各地に住んでいるため、それぞれ近くの駐屯地に幹部らが出向き、説明するという。
(12/20 21:41)
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