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米軍ヘリ墜落現場となったファルージャ近郊のバイサ村では2日、米軍による現場作業を約100人の住民が遠巻きに見守っていた。「スンニ・トライアングル」と呼ばれる一角にあり、「ついに米軍ヘリを撃墜した」などと喜びを表す住民もおり、異様な興奮に包まれていた。
畑の中のヘリの残骸(ざんがい)を、米軍車両約10台が取り巻いていた。のどかな村の上空を米軍ヘリが警戒し、羊やニワトリが爆音に驚いて逃げまどう。撃墜されたヘリの周囲は立ち入りが制限されたが、住民たちは家の屋上などから現場を眺めていた。
住民のフセイン・アリさん(53)の自宅は、ファルージャの米軍基地を飛び立ちバグダッドへ向かうヘリの飛行経路のほぼ真下にあたる。これまでもヘリを狙ったと見られる爆発音はよく聞こえた。「攻撃する側の技術は確実に向上している。イラク人は米軍に出ていって欲しいと思っている。今にイラクはベトナムのようになる」と話した。
フセインさんの娘ドゥワさん(11)は、小学校からヘリ撃墜の瞬間を目撃した。北方から飛んできた2発のミサイル状のものがヘリを追いかけるように飛び、1発が命中するとヘリは「バーッ」という音とともに爆発、炎と煙を上げながら垂直に落下していったという。1発は空中で爆発したという。
近所に住む男性は、担架などに乗せられたけが人や遺体が運ばれるのを見たという。「今や米軍は途方に暮れているに違いない」とうなずいた。
(11/03 10:05)
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