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連続爆弾テロで27日、35人が死亡したバグダッドで、主要ホテルや米軍施設などの「要塞(ようさい)化」が進んでいる。経済活動にも影響が出始め、市民の生活はますます窮屈になっている。
朝日新聞バグダッド支局など各国メディアの拠点となり、米軍や米企業関係者も宿泊するパレスチナホテルは8月上旬まで、簡単な身体検査だけで出入りが自由だった。現在は、周辺道路が一部を除き車両通行止めになり、周囲はコンクリート壁で囲まれている。駐車場は約300メートル離れた場所に移され、ただ一つの進入路は車止めだらけ。米軍戦車が警備し、ホテルのエレベーターホールにも武装した雇い兵が待機する。
米軍施設などがある旧大統領宮殿の外周の道沿いに長さ4・5キロにわたる壁が出現。住民は「イスラエルがパレスチナに造った(分離)壁と同じだ」と言う。
通行止めが増え、商売にも影響が出ている。運転手20人、車12台を持つハイヤー会社は売り上げが60%も減った。ある運転手(31)は「米国はどこまで町を要塞にしたら気がすむんだ。サダム時代にもこんなことはなかった」と怒った。
一方、遠い駐車場からの荷物運びが主な仕事になったホテル従業員(32)は「しんどいけどチップが大幅に増えたよ」。しかし、外国企業に勤めるイラク人は「米兵に守られると、よけい攻撃されそうで怖い」とホテルから引っ越していった。
(10/29 07:37)
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