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イラク軍とマフディ軍に戦闘停止呼びかけ サドル師

2008年04月26日21時44分

 【カイロ=平田篤央】イラクのイスラム教シーア派指導者で反米強硬派のサドル師は25日、傘下の民兵組織マフディ軍とイラク政府の治安部隊に対し、戦闘をやめるよう求める声明を出した。

 イラク政府は米軍とともに3月末からサドル師派の武装解除を求めて掃討作戦を行い、マフディ軍の抵抗が続いている。これまでの死者は数百人に上る。サドル師は19日に、政府が掃討を続けるなら全面戦争を布告すると警告していた。

 25日の声明は、警告の対象は占領者(米軍)であり、イラク国民ではないと説明。「イラク軍と警察の兄弟、マフディ軍に流血の停止を呼びかける。イラクを分断してはならない」と訴えた。停戦を求めたのか、米軍とイラク軍の協力にくさびを打ち込む狙いかははっきりしない。

 米軍は24日から25日にかけても、バグダッドのマフディ軍の拠点にミサイル攻撃などを行い、民兵10人を殺害したと発表した。一方、南部バスラにあるサドル師派に批判的なラジオ局のジャーナリストが25日、バスラの北約90キロの町で何者かに射殺された。

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