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イラク復興へ円借款364億円 クルド地域上水道整備など

2008年04月22日22時24分

 外務省は22日、イラク復興のために総額約364億円の円借款を実施すると発表した。北部クルド地域の上水道整備計画(約342億6600万円)と、首都バグダッドの下水道施設改善計画の準備作業(約21億4100万円)が対象となる。

 日本政府が03年に約束した総額50億ドル(約5157億円)の支援策の一環で、イラクへの円借款は今回で累計約2768億円になる。

 イラクでは、経済制裁や紛争により上下水道施設の能力が著しく低下。特にフセイン政権下で弾圧されたクルド地域では、給水制限で1日1時間しか水が出ない地域もあり、07年夏には水質悪化によるコレラ感染者が相次いだ。

 円借款で取水施設や浄水場を新設し、同地域の給水量を約2倍に高める計画だ。

 バグダッド市内では、未処理の下水がチグリス川に垂れ流しにされており、老朽化した下水処理場を整備する基本設計などに円借款を充てる。

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