現在位置:asahi.com>ニュース特集>イラク情勢> 記事 イラクの自爆テロで40人死亡 シーア派聖地2008年03月18日10時21分 イラク中部カルバラで17日夕、自爆テロがあり、駐留米軍によると少なくとも40人が死亡し、65人が負傷した。テロがあったのはイスラム教シーア派の聖地フセイン廟(びょう)近くの喫茶店で、爆発時には日没の礼拝のために多数の信徒が集まっていた。シーア派聖地が狙われたことで、スンニ派との間の宗派間紛争が再燃する恐れもある。 自爆テロ犯の性別や背景は不明だが、スンニ派の武装組織やアルカイダ系過激派による可能性が高い。フセイン廟は預言者ムハンマドの孫でシーア派の第3代イマーム(指導者)をまつっており、シーア派の最も重要な巡礼地のひとつ。 イラクでは06年2月にシーア派聖地のアスカリ廟が爆破されたことでスンニ派との間の宗派間紛争が拡大し、内戦状態に陥った。昨年夏以降は、米軍の増派やシーア派の反米強硬派サドル師派の民兵組織マフディ軍が武装闘争を停止したことなどから治安状況が改善傾向を見せていた。 ただ、イラク開戦から5年となる3月20日が近づくにつれ、米兵に対する仕掛け爆弾などの攻撃や、自爆テロが増えていた。テロのあった17日は、チェイニー米副大統領と与党共和党の大統領選立候補予定者マケイン上院議員がバグダッドを訪問中だった。 PR情報イラク情勢
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