現在位置:asahi.com>ニュース特集>イラク情勢> 記事 バグダッドで爆弾テロ、70人以上死亡 掃討作戦始まる2007年06月19日22時59分 【カイロ=貫洞欣寛】イラクのバグダッドで19日、シーア派モスク近くでトラックが爆発し、ロイター通信によると75人が死亡、約130人が負傷した。アルカイダ系の犯行である可能性が高い。一方、イラク駐留米軍は同日、中部ディヤラ州バクバ周辺で1万人を動員した大規模なアルカイダ掃討作戦を始めた、と発表した。「フセイン政権崩壊後で最大規模の作戦の一つ」だという。 西部アンバル州やバグダッド周辺では米軍などの掃討作戦が続く。地元系のスンニ派部族や武装勢力もアルカイダ系に反旗を翻したため、アルカイダ系はディヤラ州に流入。バクバ周辺の治安は悪化していた。19日に外出禁止令が発令され、激しい銃撃戦が続いている模様だ。米軍は同日午前中までに戦闘員22人を殺害したと発表した。 バグダッドでのテロは作戦開始の発表から数時間後に起きた。シーア派モスクを狙う手口から、アルカイダ系スンニ派武装組織が、シーア派の無差別殺害を狙った可能性が高い。バクバでの掃討作戦との関連は明らかになっていない。 中部サーマッラでは13日、シーア派聖地のアスカリ廟(びょう)が再び爆破された。複数のスンニ派モスクが報復攻撃されるなど緊張が高まっている。 南部のシーア派地域ナーシリヤでは反米シーア派のサドル師派民兵と地元警察の衝突が続き、19日までに少なくとも35人が死亡した。シーア派の内部対立とみられる。 PR情報この記事の関連情報イラク情勢
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