現在位置 : asahi.com > ニュース特集 > イラク情勢 > 記事 ここから本文エリア

イラク米軍の誤射、8週間で死亡30件

2006年03月30日06時27分

 米軍準機関紙「星条旗」(中東版)はこのほど、イラクで米軍検問所に近づいた市民が誤射される事件が日常茶飯事として起きている現状を数字をあげて紹介した。こうした事件が反米武装勢力に人々が加わる理由を作っていると駐留米軍上層部も認識しており、誤射を減らすことが課題になっている、と報じた。

 同紙は、3月中旬までの8週間で、イラク全土で、検問所や車列に近づいた住民を脅威と認識して対応、誤射につながりかねなかったケースが600件以上に上ったと報じた。うち30件以上でイラク人が死亡、負傷者は60件以上にのぼったという。ただし、過去3年間でこの種の事件がどの程度起きたのかは不明だとしている。

 この記事の中で、駐留米軍ナンバー2のカレリ中将は、「こうした(誤射)行為のたびに、我々に対して銃撃を加え爆弾を作って仕掛けるような人々を増やすことになっている」と述べている。

 ただ、同中将は、爆発物を満載した車が接近してきたのを射撃して助かった例なども踏まえ、「交戦規則を変えようというのではない」とも発言。不用意に近づいてくる車にレーザー光線を当てて注意を喚起する装備の導入など、技術面での対応が進められていると紹介した。

    ◇

 米軍の検問所や米軍車列は、イラク市民の恐怖と憎悪の対象だ。米軍は長い間「安全を確保するため、やむを得ない措置」としてきた。

 検問所には常設と臨時の2種類がある。臨時検問所の設置はイラク治安機関にさえ事前には知らされず、知らずに近づいてしまう住民が多い。

 29日朝、バグダッドの高速道路の入り口で突然始まった臨時検問では、気づかずにそのまま近づいた車が銃撃されるのを朝日新聞バグダッド支局助手が目撃した。車は大破、乗っていたイラク人数人が負傷したようだったという。こうした誤射について米軍のデータが明らかになるのは極めて珍しい。

PR情報


この記事の関連情報


ここから広告です
広告終わり

どらく DO楽

誰とでも仲良くできます♪
スコティッシュフォールドってどんな猫?ペットのお悩みご解決!
お父さんのお稽古
蜷川幸雄さん登場

特集

英訳版コミックス特集
英訳されている日本の「Manga」、「ぎゃぼーっ」を英語に直すと…?
住まい玄関ドアカーテンのナゾ
ショッピングお花見ティータイム
健康医師の処分、ネットで検索
教育「一家に1枚 宇宙図を!」
BOOKもっとモテる男になる方法
囲碁趙十段が2連勝 囲碁十段戦
クラブA&AダンスPJT始動!大浦みずき
就職・転職2月の失業率、横ばい
トラベル愛の旅人、杉田久女
愛車特別仕様車を探せ!
デジタル超薄型ステレオスピーカー
中国特集温首相、来日の日程固まる
将棋橋本七段、松尾六段が昇級
文化・芸能カッコイイ!!男のゲーム

マイタウン(地域情報)

∧このページのトップに戻る
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.