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米ABCキャスター、イラクで従軍取材中攻撃され重傷

2006年01月30日12時33分

 米ABCテレビは29日、看板番組「ワールド・ニュース・トゥナイト」でキャスターを務めるボブ・ウッドラフ氏(44)と米国人カメラマン(46)が同日、イラクで従軍取材中に攻撃され、重傷を負ったと明らかにした。

 同テレビの発表によると、2人は攻撃を受けた時、バグダッド北方約30キロの町タジ付近で、米軍とイラク軍の合同の車列に加わり、イラク軍装甲車両に乗っていた。路肩に仕掛けられた手製爆弾が爆発し、小型銃砲での攻撃が続いたという。

 2人はヘルメットや防弾チョッキを着ていたが、車両の出入り口から体を出していたため、砲弾片を体に浴びたらしい。地元の病院に担ぎ込まれ、中部バラドにある米軍病院に転送されて手術を受けた。ABCは「今後数日間がヤマ場」としており、医療設備が整ったドイツの米軍病院に向けて、米軍機で出発した。

 ウッドラフ氏は、花形アンカーマン(キャスター)だったピーター・ジェニングズ氏が昨年8月に肺がんで死去した後任として、昨年末に女性キャスターとの2人看板で選ばれ、1月から放送を始めたばかりだった。イラク戦争時には記者として米海兵隊に従軍していた。今回は、陸軍第4歩兵師団に従軍し、ブッシュ大統領の一般教書演説に合わせてイラクから現地報告する予定にしていたという。


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