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香田さん殺害を自供、アルカイダ系テロ容疑者を起訴2006年03月02日10時28分 04年10月にイラクを旅行中の香田証生さん=当時(24)=が武装勢力に拉致され、殺害された事件で、イラク治安当局により逮捕された国際テロ組織アルカイダ系のテロ容疑者の男が、香田さんの殺害を自供、当局が起訴していたことが1日までに分かった。男は捜査官同席の下で、時事通信イラク人通信員の取材に応じ、香田さんを殺した時の模様などを詳細に語った。 男はフセイン・ファハミ・バドル被告(26)で、別のテロ事件に関連して約3週間前にバグダッド市内で内務省対テロ部隊「オオカミ旅団」により逮捕された。取り調べに対し、香田さんの殺害についても供述した。オオカミ旅団のラミ司令官によると、バドル被告は、他の複数のテロ事件と共に香田さん殺害でも起訴された。 同被告はヨルダン人テロリスト、ザルカウィ容疑者が率いる「イラクの聖戦アルカイダ組織」に関連した武装組織のメンバーで、米軍やイラク治安部隊への攻撃などに従事していたという。 バドル被告によると、香田さんは市中心部のバブアルムアッザム地区でこの組織のメンバーに拉致された。 武装組織は当初、身代金と引き換えに解放することを考えていたが、上部からイラク南部サマワに展開する自衛隊の撤退を要求するよう指令が届き、撤退を迫る人質として香田さんを利用する方針に変更された。しかし、日本政府が要求を拒否したため、殺害に至った。 同被告は香田さんの殺害の模様について、香田さんの首を切断しようとしたが、最後までできず、別の男の助けを借りたと述べた。 アルカイダ機構がウェブを通じて公表した香田さん殺害のビデオ映像では、床に座った香田さんの後ろに立っていた3人のうち左端の男がナイフを取り出し、香田さんの首を切る場面が映っている。この男がバドル被告だという。 同被告によると、香田さんを殺害したのはバグダッド中心部のハイファ通り地区にあるモスク(イスラム礼拝所)所有の家屋内。ハイファ通りは香田さんの遺体が遺棄されたアティフィヤ地区に近い。 同被告は拉致や殺害の日付については明らかにしていない。 オオカミ旅団はこの家屋を捜索し、数本のキッチンナイフや麻酔薬、ビデオに映っていたアルカイダ機構の横断幕などを押収した。同被告によれば、犯行に使われたナイフは日本製の新品だった。(時事) PR情報この記事の関連情報イラク情勢
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