8月の宮城県沖の地震の前に、地震対策を特にしていなかった人が半数近くいたことが、民間調査会社のインターネットアンケートでわかった。今後30年以内にマグニチュード7.5前後の地震が起こる確率は99%とされているのに、備えない人が多いことが明らかになった。
調査したのは、サーベイリサーチセンター(本社・東京都荒川区)。宮城県と岩手県で地震を経験した276人にインターネットを通じて8月末に尋ねた。
今回の地震前に行った地震対策を聞くと、最も多い回答は「特になし」の43%。理由は、「機会がなかった」が40%、「大地震が起これば対策を立てても無駄と思った」が24%だった。
地震での備えは十分だったかという質問には、「不十分」が13%、「どちらかといえば不十分」が52%。想定される宮城県沖地震に対しては、「非常に不安」「多少不安」を合わせると88%だった。しかし、今回の地震後、どのような対策をしたかと尋ねると、73%が「特になかった」と答えた。