兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)脱線事故で死亡した107人のうち、運転士を含む43人(男性27人、女性16人)が1両目、45人(男性22人、女性23人)が2両目に乗車していたことが、兵庫県警捜査本部(尼崎東署)の調べで分かった。3両目でも女性の乗客1人が死亡していたことが初めて確認された。残る18人(男性10人、女性8人)については不明で、引き続き解明を目指す。また、9月1日現在で負傷者のうち14人(男性3人、女性11人)が入院しており、うち女性1人が重体だという。
捜査本部は、多数の死傷者が出た要因を解明するとともに、「どのような状況で死亡したのか知りたい」という遺族らへの要望に応えるため、事故当時の乗車状況の再現を進めている。
9月1日までに、負傷した乗客約550人のうち、519人から事故当時の状況を聴取。事故を目撃した付近住民からの聴取もほぼ終えた。搬出状況や遺品の場所、助かった乗客の証言などから、死亡した107人のうち89人の乗車車両が特定できたという。