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土曜日の夕刻に起きた強い地震は、震源地の新潟県を中心に、停電やガス漏れ、水道管の破裂など住民の暮らしを直撃した。
東北電力によると、停電は23日午後10時現在で新潟県中越地方を中心に長岡市、栃尾市など6市26町村で計約27万8000世帯と県内全世帯の3分の1に及んでいる。小千谷、柏崎、十日町の各市と周辺の11町村では全世帯が停電している。中越地方に電力を供給する大規模変電所5カ所で不具合が起きたとみられる。福島県でも山都町で約120戸が停電し、午後8時40分前に復旧した。
東京電力によると、関東の停電は水戸市など一部にとどまっている。
新潟県と福島県にまたがる奥只見ダムでは、地震発生と同時に水力発電所の変電所でアースが飛び、1時間以上にわたって火花が飛び散った。延焼はなかったが、管理者のJパワー(電源開発)は発電機をとめて点検を始めた。
東京電力柏崎刈羽原子力発電所によると、7機ある発電機への被害は確認されていない。
北陸ガスによると、長岡市では午後10時現在、ガス管が85カ所で破損し、「ガスのにおいがする」といった通報が相次いでいる。24件は地中に埋設された管で、残りは主に一般家庭用の配管が破損した。ガスの供給は続けているが、火災などの二次災害を防ぐため、破損現場付近のガス管のバルブを閉めたり、ガス管自体を切断して供給を止めたりすることも検討している。
日本ガス協会によると、小千谷市では1万2000世帯で都市ガスの供給が停止した。また堀之内町では約2400の町内全世帯、越路町でも約4000の全世帯へのガス供給が停止している。
新潟市でも「ガスが止まった」という通報や問い合わせが相次いでいる。揺れを感知し、ガスの供給を止める機械が作動したとみられる。
柏崎市では水道管の破裂とガス漏れが計27件発生した。三条市でも水漏れが2カ所、ガス漏れが2カ所で起きている。
(04/10/24)
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