圧勝が確実な情勢にある民主党では、一部の比例ブロックで、獲得議席数が名簿の候補者数を上回る結果、議席配分の権利を失う「候補者不足」の事態が発生しそうだ。
可能性があるのは近畿、九州ブロックなど。九州ブロックで民主党は8〜11議席を獲得する勢いだ。比例の候補者は30人いるものの、28人は選挙区との重複候補で、選挙区で当選すると比例名簿から名前が消える。仮に比例議席の獲得数が8だとして、小選挙区での「勝ち抜け」が続出し、名簿に残る比例候補が7人以下となれば、獲得した議席数が余ってしまう。
公職選挙法の取り決めで、余った議席数は次順位以下の政党に配分される。
05年総選挙では東京ブロックで自民党の候補者が不足し、1議席が社民党に配分された。