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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com> 2007参院選> 参院選ニュース> 記事 首相続投「なんで?」 「後継不在」、容認の声も2007年07月30日 「私の国造りはスタートしたばかり。これからも責任を果たす」。参院選で37議席という大敗を喫しながら、安倍首相は続投を表明した。政権に厳しい審判を突きつけた有権者らには、続投に疑問を投げかけ、辞任や衆院解散を求める声が目立つ。一方で「政策で負けたのではない」と首相に理解を示す声もあった。 「安倍さんは『自分を選ぶのか、小沢さんを選ぶのか』と言っていた。選挙で審判が下ったのだから辞めるべきだ」。千葉県我孫子市の会社員男性(35)は、通勤途中の東京・池袋駅で「自民 歴史的大敗」の大きな見出しが付いた朝刊を食い入るように読んでいた。 社内ではふだん、政治が話題に上ることはないが、今回の参院選では同僚とよく議論になったという。「自民党の広告に『年金を守ります』とあったが、感覚がおかしい。だれが不信を募らせたのか分かってない」と語った。 同じく通勤途中だった中野区の会社員男性(30)も「負けておいて、『責任を果たすために続投』というのはまったく筋が通らない」と話した。「実際はこれだけ逆境だと他に誰もやりたがらないのだろうが、こういう時こそ中堅、若手が声を上げるべきだ」と自民党に注文をつけた。千葉県松戸市の会社員(41)は、株価の下落が気がかりだと言い、「首相は自分にノーを突きつけられたという自覚がない。早く解散総選挙をすべきだ」と話した。 東京都世田谷区の大学4年の女性(22)は「国民がノーと言ったのになぜ続けるのか。惨敗の責任は総裁にあるのでは」と言う。「安倍さんの続投は政治家の都合。市民の感覚とはかけ離れている」 一方で、首相の続投に理解を示す声もある。渋谷駅近くで買い物中だった世田谷区の主婦(31)は今回の選挙で、消費税や少子化対策など、もっと具体的な政策論争を期待していた。「自民は不祥事で負けただけで、政策で負けたのではない。新たな党首選びや人事にエネルギーを費やすのは本末転倒だと思う」と語った。 新宿区で作業服小売業を営む男性(63)は、自民党員。閣僚の失言が相次ぎ、首相に任命責任があると感じているが、「安倍さんに代わる人がいないから、続投はやむを得ないのでは」とみる。参院選は地元区議らの選挙と違い、「あまり身近に感じない」という。今回は選挙区と比例区で与党、野党に分けて投票した。 石油価格の高騰を受けて、ポリエステル製の作業着などが値上がりしているという。「消費税だけは上げないでほしい。ただでさえ値上がりしているのに、客から文句がくる。でも今回の選挙では議論にならなかったな」 ![]() |
![]() 選挙区の開票結果
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