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投票時間、「時短」加速 「駆け込み派」ご注意を

2007年07月22日

 29日に投開票される参院選で、投票時間の「時短」が進んでいる。喜多方市や二本松市は、通常の国政選挙で初めて、1時間投票締め切りを繰り上げる。期日前投票の増加や開票の前倒し、合併による市域の拡大が主な理由。喜多方市は「最後の1時間で投票に来る人は減っており、投票率には影響しない」とみている。夜の駆け込み投票派は注意が必要だ。

 投票時間は00年から、市町村の裁量で4時間まで繰り上げられることになった。県選挙管理委員会によると、県内では喜多方、二本松、田村の各市で1時間、伊達、本宮両市で2時間、投票時間を繰り上げる。田村、伊達、本宮では合併前の旧町村で、すでに繰り上げを実施していたが、喜多方、二本松の両市は今回が初めてだ。

 喜多方市では、市内60投票所のうち、旧市の24カ所で締め切り時間を午後8時から7時に、旧町村の36カ所を、原則7時から6時に変更する。同市選管によると、04年の前回の参院選で、午後7時から8時までの1時間の投票者は579人で、当日の投票者の約2%にすぎなかった。一方で期日前投票は2931人と1割近く。「期日前投票が浸透してきており、有権者の便宜上、支障はない。一方で早く選挙結果を知りたいというニーズが高く、開票時間を早めるのは重要」と話す。

 二本松市は「合併で市域が広がり、午後8時まで投票を受け付けていると、午後9時に開票が始められない」という。

 同市では、4月の参院補選で同様の「時短」を実施しており、「早めたことによる市民からの苦情は出ていない」(同市選管)という。

 県選管によると、県内の1422投票区のうち930投票区で繰り上げ投票を実施している。実に全体の3分の2を占める。全投票所で繰り上げないのは郡山と南相馬の2市だけ。繰り上げなどを実施する投票区数は98年の88投票区から10倍以上になった。

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