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比例区は「ご当地型」が急増

2007年07月12日

 比例区では、特定の地域の支持基盤を頼る「ご当地型」候補が増えたのが、大きな特徴だ。その地元は人口の多い地域に偏っており、半数以上が有権者の多い3大都市圏からの立候補だ。

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ご当地型候補の偏在

 「ご当地型」候補は、元衆院議員や選挙区選出の元参院議員、元知事・都道府県議などから転身した比例区候補のこと。自民が7人、民主18人のほか、国民新は14人の比例区候補のうち8人を占めるなど、主要政党で計40人(現職9人、前元職5人、新顔26人)。01年の20人、04年の25人から大幅に増えた。

 40人のうち、3大都市圏から出ている候補は計21人。大阪が最も多く5人。次いで神奈川の4人。東京、愛知、兵庫が3人ずつだった。

 今回改選の9人に非改選や引退予定の17人を加えた「ご当地型」の現職は26人。このうち3大都市圏から出ているのは10人。これに対し、新顔26人の半分以上の14人が3大都市圏からの立候補だ。

 「ご当地型」が急増した理由の一つには、01年から政党名でも候補者名でも投票できる非拘束名簿式が導入されたことがある。それまでは政党名だけを書く拘束名簿式だった。最近の2回、政党名での投票が7割前後を占めた結果、候補者名での投票による当選ラインが低下した。

 例えば、04年の民主だと、最下位当選した渡辺秀央氏の得票は10万6000票。旧全国区による最後の選挙となった80年参院選での最下位当選者が約64万票だったのに比べると、格段に少ない。

 「ご当地型」の18人中11人を3大都市圏から立てた民主の関係者は「地元に基盤のある人で、候補者名での票を自力で稼げる人を擁立した。(有権者の多い都市部への候補者集中は)当然と言えば当然だ」と話す。

 集票力を誇る組織・団体が減り、「ご当地型」で勝利を望めるようになったことも背景にある。

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