総選挙は11日投票、即日開票される。県内4小選挙区には、自民、民主、共産各党の公認候補が各区に1人ずつ立ち、計12人の陣営が10日、最後の支持を訴える。投票は一部を除いて午前7時〜午後8時、県内約960カ所で。比例区を含めた全体の開票結果が確定するのは12日午前3時ごろの見込み。上関町と下関市など5市の離島では10日に繰り上げ投票がある。
●開票終了、合併自治体は遅く
各市町村選管は9日、投開票作業の準備に追われた。合併で自治体の面積が広がり、投票箱を開票所へ運ぶ時間が長くなるなど、開票終了の予定時刻を前回より遅らせる市町が増えている。
2月に合併した下関市では、旧豊北町・角島の投票所から市内の開票所まで約1時間半かかる。そのため、開票開始も前回より30分遅らせた。職員を約70人増員して約430人態勢に。それでも小選挙区の確定は県内で最も遅い午前1時45分、比例区は同3時の予定だ。
萩市は3月の合併後初の投開票作業となる。小選挙区の確定予定を25分遅らせた。旧田万川町や須佐町から投票箱を運ぶのに約1時間。旧町村の投票終了時間を1時間繰り上げても、開票開始は「午後9時半でぎりぎり」と市選管。「事故のないよう時間通りに運ばなければ」と話す。
大島郡4町が合併した周防大島町は、昨年11月に町議選を経験。町選管は「問題も多かった」と振り返る。開票の中間発表で各候補者の票の出方に偏りが出たからだ。
長門市では4月の市議選で中間発表の集計ミスがあり、混乱を招いた。今回は確認係を増やすなどミス防止に懸命だ。
開票所を変更した町もある。由宇町では、通常の選挙で使う町文化会館に歌謡ショーの予定が入っていたため、町文化スポーツセンターに変更。秋芳町では、町民体育館にアスベスト使用の恐れがあり、近くの公民館に変更した。両町選管は「急な変更だったが、問題はない」としている。