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旗手を務めるために北京に戻り、閉会式に臨んだ北島康介=越田省吾撮影

北京に戻って旗手を務めた北島康介(手前右)は、閉会式で北京五輪マスコットと記念撮影。左は飛び込みの寺内健=樫山晃生撮影

閉会式に参加した男子400メートルリレー銅メダルの(左から)高平、塚原、朝原、末続=樫山晃生撮影

閉会式が終わり、記念写真に納まる池田久美子(左から2人目)、福士加代子(右隣)や新体操の選手たち=中田徹撮影
「加油(チアユー)(頑張れ)」の声援がこだまし、街を熱気に巻き込んだ北京五輪が24日夜、閉幕した。念願のメダルを獲得した者、そして敗れた者。戦いを終え、ほほえみをたたえたライバルたちを鳥の巣がやさしく包んだ。ボランティアの代表らも加わって、スポーツの祭典の終わりを祝った。
閉会式では、五輪発祥の地・ギリシャを先頭に各国・地域の旗が入場した。日の丸を掲げたのは競泳男子100、200メートル平泳ぎの金メダリスト北島康介。一度帰国したが、この日のために再び北京を訪れた。
直後に選手らが駆け込むように4カ所の入り口から入った。手に手に母国の旗を持ち、笑顔を振りまいた。日本選手団では陸上男子ハンマー投げの室伏広治、短距離の朝原宣治も17日間の健闘をたたえ合い、喜びあった。ビデオカメラや携帯電話で場内を撮影しながら入場する選手たち。戦いを終えた歓喜の輪が広がった。
閉会式は午後8時(日本時間同9時)ごろ始まった。スクリーンで「第29回五輪」を表して29からカウントダウン。10からは花火による数字に引き継がれ、9、8、7と、観客が声を合わせた。1になると同時に盛大な花火が次々と上がり、轟音(ごうおん)が響いた。
五輪旗は次回開催地のロンドンに引き継がれ、会場にはロンドンの象徴、2階建てバスが現れた。ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト、ジミー・ペイジさん、サッカーのデービッド・ベッカム選手らも登場。競技のハイライト場面が鳥の巣の屋根に映し出され、熱戦の絵巻を閉じるように、午後9時24分(同10時24分)、聖火が消えた。