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北京17日間の「宴」に幕 五輪閉会式

2008年8月24日21時39分

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 【北京=阿久津篤史】中国で初めて開催された第29回オリンピック北京大会は24日夜、国家体育場(愛称・鳥の巣)で閉会式があり、17日間の熱戦の幕を閉じた。心配されたテロはなく、課題だった大気汚染や食の安全も大きな問題はなかったが、報道の自由や人権問題の改善には批判の声があった。次回の12年大会はロンドンで開かれる。

 この日の男子マラソンは昨年の福岡国際を制したサムエル・ワンジル(ケニア)が2時間6分32秒の五輪新で初優勝した。高校から日本で練習したワンジルは、母国に五輪マラソンで初の金メダルをもたらした。日本勢は尾方剛(中国電力)が2時間13分26秒で13位、佐藤敦之(中国電力)は完走者中最下位の76位だった。

 大会には204の国・地域が参加して、28競技302種目で競った。金メダル獲得数は、中国が同国史上最多の51個で初の1位となった。前回のアテネ大会まで3大会連続でトップだった米国は36個で2位だった。1大会個人史上最多の8個の金メダルを獲得した競泳のマイケル・フェルプス(米)と、陸上男子100メートルなど3種目をすべて世界新で制したウサイン・ボルト(ジャマイカ)が大会を代表する選手となった。

 日本の金メダルは9個で、過去最多タイだった前回より7個減らした。銀メダルは6個、銅メダルは10個で総メダル数は25個。過去最多の前回より12個減で「金メダル2ケタ、メダル数30個以上」の目標に届かなかった。競泳平泳ぎの北島康介が2大会連続の2冠を達成したほか、ソフトボールで球技では32年ぶりの金メダル。陸上男子400メートルリレーでトラック種目では80年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した。

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