北京五輪日本選手団の福田富昭団長(日本オリンピック委員会選手強化本部長)は24日、北京市内で総括の記者会見を開き、不振に終わったマラソンや野球について「五輪選手は選手村に入らないとだめだ。野球にしてもマラソンにしても特別扱いをしているところは大いに問題がある」と語った。
両競技の選手は体調を整えることなどを理由に選手村に入らず、ホテル住まいだった。だがマラソン女子の野口みずきと男子の大崎悟史は故障で直前に欠場を表明。女子の土佐礼子も、けがを抱えたまま走って途中棄権した。「調子が悪くても情報が入ってこないため、補欠の手続きも間に合わない。こういう管理の仕方はよくない」と福田団長は話した。
野球やサッカー男子が惨敗したことについても「直前に集めてちょっと練習して勝てるような甘いもんじゃない。1年以上前から集めて強化合宿や海外遠征をしないと勝てない」と厳しかった。