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(21日 陸上・女子200メートル)
この種目だけは譲れない。女子200メートルのキャンベルはそう思っていた。
04年アテネ五輪では200メートルで母国ジャマイカに女子短距離種目で初の五輪金をもたらした。しかし07年世界選手権で勝った100メートルでは、今年の国内選考会で4位に敗れ代表落ち。しかも自分を破った3人が北京で金、銀、銅をつかんだ。「ジャマイカが表彰台を独占して感激した。でも私のプライドは揺れた」
レースはスタートから完璧(かんぺき)。21秒74の自己最高で駆け抜けた。
ジャマイカで練習を続ける男子のボルトとは異なる競技人生を歩む。高校を卒業すると米国留学し、今も拠点はフロリダ。ボルトのライバルでもあるゲイ(米)が練習パートナーだ。「米国に渡ったのはさらに上の教育を受けたかったから。でも走る時は母国を思う」。ジャマイカにとって今大会通算5個目の金となった。(原田亜紀夫)