(21日 卓球男子シングルス)
気迫負け。どちらが若者なのかわからない。19歳の全日本王者・水谷が、36歳のクレアンガ(ギリシャ)の強打に屈し、3回戦で姿を消した。「ほとんど(サーブレシーブの後の)3球目を攻められた。レシーブが弱気になった」。どんな球も拾いまくる、いつもの粘りがなかった。
中学生からのドイツ留学で才能を開花させた水谷だが「世界のトップはアジア。中国や韓国を見習いたい。10月からは海外のリーグに参戦しようと思ってます」。本人は口を濁したが、関係者によると中国・超級リーグへの挑戦を決意しているという。世界一の「王国」に乗り込み、4年後のロンドンに向けたスタートを切る。(稲垣康介)