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日本、米国、豪州の3チームの全員が表彰式後、ダイヤモンド中央に集まった。黄色のボールで「2016」の文字を描くと、「バックソフトボール!」と声を合わせた。
16年五輪での正式種目への復活を願うアピール。観客も一緒に声を出し、復帰を望む声が球場に響き渡った。
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最終回。上野由岐子の父正通さん(52)と母京都(みやこ)さん(52)は心配そうにグラウンドを見つめ、娘がストライクを取るたびに拍手した。勝利の瞬間、抱き合って喜んだ。
正通さんは「米国に勝って金メダルを取るのが娘の夢だった。連投だったが、気持ちで投げていた。本当にありがとうと言いたい」と少し涙ぐみながら娘をたたえた。
表彰式で日本の選手たちは、全員で手をつなぎ、一番高い場所に上った。
先制適時打を放った狩野亜由美が所属する豊田自動織機の二塁手菅野(かんの)愛さん(21)は、チームの仲間と一緒に片手を突き上げながら「ナンバー1」と何度も叫んだ。
上野は何度も観客席に向けてメダルを高く掲げた。両親は日の丸を振って応えた。
菅野さんら多くの日本人が着ていた代表チームのTシャツの背中には「Back Softball」の文字とロゴがある。
上野の上司でもあるルネサス高崎応援部の部長畠山秀明さん(42)は雨が降り続く中、羽織姿で音頭を取った。「次の五輪で応援できないのはとても残念。昨日の3位決定戦も決勝も感動的で、良いアピールになったはずだ」
日本ソフトボール協会の福島豊司(あつし)さん(38)も「スピード感、高度な駆け引き。それでいて世代を問わずに楽しめる。こんなに面白いスポーツはない。日本チームはそれを精いっぱい示してくれた」。アテネまでの3大会に捕手として出場した山路典子さん(37)も「私たちも五輪復帰に向けて頑張らなければ」と話した。