22日の準決勝で、日本は韓国と対戦する。1次リーグでは終盤に逆転負け。84年ロサンゼルス五輪(公開競技)以来の金メダル獲得に向け、正念場となる。
日本の先発は杉内か。1次リーグ・オランダ戦では7回を無失点に抑えた。大一番にも「いつもより力を抜いて投げるだけ」と平常心で臨む構えだ。成瀬やダルビッシュが中継ぎに回り、「総力戦で戦う」(大野投手コーチ)態勢は整っている。
韓国は勝負強さを発揮し、7戦全勝で準決勝へ進んできた。先発は20歳の左腕、金広鉉だろう。187センチから繰り出す高速スライダーはやっかいで、1次リーグで日本は1点も奪えなかった。田淵コーチも「あのスライダーは捨てて、直球狙いに徹底する」と警戒する。
日本のカギは本調子にない打線。西岡や川崎が故障で万全でなく、青木や村田らの当たりも止まっている。特効薬はない以上、つなぐ意識の再徹底が必要だ。星野監督は「3点勝負くらいだが、どっちに転ぶかは分からない。とにかく目の前の敵をやっつけるだけ」と話した。
チームは21日、午前9時前から約1時間半、宿舎併設の体育館で軽く汗を流し、シーズンでは経験のない午前10時半(現地時間)開始の準決勝に備えた。(松元章)