(21日 高飛び込み決勝)
五輪初出場の女子高飛び込みの中川には、ほろ苦い決勝の舞台となった。演技1回目(全5回)は8位スタートだったが、2、3回目に入水が乱れて12位へ。4、5回目は無難にまとめたものの11位に上がるのが精いっぱいだった。「悔しい。(誕生日だった)松本コーチにもっといい結果をプレゼントしたかった」と涙があふれた。
07年世界選手権準決勝で最下位の18位に終わり、精神面の弱さを克服しようとしてきた。普段から笑顔を絶やさないように心がけ、昨秋には単身で米国に渡り、米国選手の前向きな考え方を吸収しようと努めた。「決勝も攻めの感じでいけた。でも、ちょっと空回りした」
21歳。帰国後は日本学生選手権、国体と試合が続き、長い休みは取らない。12年ロンドン五輪に向けた戦いはすぐに始まる。「4年後も同じ舞台に立って、もっといい演技をしたい」(由利英明)